メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは『歯を白くしたい』でお送り致します。

「白い歯っていいな、ホワイト&ホワイト」というCMがありました。

覚えていらっしゃいますでしょうか?

そう言えばあったなぁ〜、と思われた方は、それなりの人生経験をつまれた年代の方でしょう。

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まず、歯磨き粉ではが白くなるのか?というと、答えは・・・NOです。

歯を白くするという歯磨きには粒子が大きい研磨剤が含まれています。

ですので、汚れを落とす効果はあります。

ザクトライオン(ご存知でしょうか?煙草のヤニを取るという謳い文句の歯磨き粉ですが)のような歯磨き粉は、大きな粒子の研磨剤が入っているのでしょう。

もともと歯が白い方は、白くなりますね・・・ていうかぁ、もともと白いんだよな。

さて、子供の頃にテトラサイクリン系の抗生物質を服用された方には、薬の副作用で歯の色に問題が生じている方がいらっしゃいます。

先天的にエナメル質の形成不全がある方もいらっしゃいます。

歯の色は悪いです。

こんなときはどうする?歯の色なんて悪くっても死にゃーしません。

まっいーか、で済ませるのも一つの手段です。

でも、笑った時に目立つし、それが劣等感に結びついたりしてしまったら、これは問題ですね。

◆ホームブリーチング

歯を漂白する方法の一つです。患者さん一人ひとりの口にあわせたマウスピースのような器具に薬剤を入れて、そのまま就寝していただく方法です。
大体2週間から4週間で歯が漂白され、白くなります。
白さを調節することはできません。
抗生物質の副作用やエナメル質形成不全のような場合には、望むような色に仕上げることは困難です。


〜補綴による審美歯科〜

◆ラミネートベニア

歯の表面だけ削り薄いシェル状の製作物を接着します。
歯の色をある程度調節することができます。
虫歯がほとんど無い場合には、使える方法です。
ただ、表面だけに接着するため、剥がれてしまうというリスクは避ける事ができません。
本音としては、健全な歯は、削りたくはありませんね。


虫歯が大きい場合には、歯にキャップを被せるようにして歯を修復します。

虫歯があれば、遠慮しません。

必要に応じて、歯を削ります。

白いキャップの種類としては

・キャスタブルセラミッククラウン
・ジルコニアクラウン
・ハイブリッドセラミッククラウン
・メタルボンドクラウン
・硬質レジン前装冠(健保適用)


といった種類があります。

キャスタブルセラミッククラウンは金属は使いません。

ハイブリッドセラミッククラウンも、ほとんどの場合には金属は使いませんが、必要があれば使います。

この中で最も汚れがつきにくいのは、ポーセレンを使ったキャスタブルセラミッククラウンやメタルボンドクラウンというヤツですね。

奥歯なんかで、歯にかかるストレスをコントロールしたいような場合にはハイブリッドセラミッククラウンが適切かなと思います。