メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは『虫歯予防メニュー』についてお送り致します。

虫歯予防といえば、歯磨きとフッ素と相場が決まっています。

フッ素を多く含む食品としては、紅茶や緑茶ですね。

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昨今ではキシリトールを甘味料として使ってあるガムやチョコレートがあります。

虫歯の予防に関係する食品というと、だいたいこんな所が挙げられます。

が! 化学物質の力を借りるだけが能ではありません!

これまで繰り返したお伝えしたように、ゆっくりと何度も噛む事で、唾液の分泌量は増えるし、満腹中枢を刺激するのでダイエットにもなり、
ひいては糖尿病のような生活習慣病の予防にもつながります。

そこで、噛む回数を増やす工夫を考えてみましょう。

まず、食材ですね。

沢庵なんかは硬いわけではありませんが、飲み込めないので何度でも噛みますね。

日常的な食べ物200種類の噛み応えをランキングしたところ、沢庵、みりん干、ニンジン、レンコン、セロリといった食材が上位に入りました。

これらの食材は、ご飯の4〜5倍も噛み応えがあります。

その他だと、切り干し大根とか、カンピョウ、木耳、クラゲなど、乾物や海藻も、結構噛まねばなりません。

形状の工夫としては、大きく乱切りにするということが考えられますね。

調理方法としては、漬物やから揚げなどにして、食材の水分を減らすのも一法です。

刺身にツマ、ポテトサラダに枝豆といったふうに、噛み応えの違う食材を組み合わせて食べる。

味付けですが、例えば市販の惣菜に生野菜を加えたりして薄味にするのもよいと思います。

食塩の1日の摂取量は男性で9g、女性で7.5g、高血圧がある人なら6gですよ。

このあたりを踏まえて、塩や醤油なんかを使いすぎないように気をつけましょう。

最後に、食べる時には一口の量を少なめにしましょう。