メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

最近、質問されました、「以前とレーザーの当て方が違っているけど何故?」

レーザー治療って解りにくいのでしょうか?

ということで、本日の配信テーマは『レーザー治療』についてお送り致します。

レーザーを使うときには、

1)健康維持のために単純に血流を良くする場合

2)単に血液の流れをよくするのではなく、ヒートショックタンパク質の作用を期待する場合。

3)積極的に組織の再生を促す場合、これは血小板増殖因子の濃度を上げるように使います。

4)手術の時にレーザーメスとして使う場合


と、大雑把には、このような使い方をします。

1)〜3)までは低出力レーザー治療(内科的レーザー治療)と呼ばれます。

目的が異なるのですから、照射方法も異なります。

血行を改善するだけなら軽く照射するだけです。

ヒートショックたんぱく質を利用するのなら、組織の温度が48度になることを意識して照射します。

組織を再生する目的て血小板増殖因子の濃度を上げるのなら、手術(もちろん抜歯も手術です)の時に血液に直接照射して、表面に炭化層(焼け焦げ)を作ります。

レーザーメスの場合には、説明は必要ないと思いますが、場合によっては、レーザーの熱で血管を焼きながら切開しますので、出血量を抑えることもできます。
 
例えば歯茎が腫れて膿んでいるような場合なら、膿みを出すためにまず、レーザーメスとして使います。

次に、治癒を促すためにヒートショックタンパク質の作用を期待して膿みが溜まっていた膨隆部の内部に照射します。
 
歯周病のメンテナンスでレーザーを照射するような場合には、殆どが血行をよくすることが主な目的になります。
 
ゴタゴタと書きましたが、要するに、レーザーメス以外の目的で使う場合には、目的に応じて必要なエネルギーを患部に加えれば効果は得られるわけです。

ですので、当て方に関しては、あまり大きな意味はありません。

ただ、照射に伴う痛みは感じないように配慮したほうがいいですよね?

ですので、可能であれば、そのような照射方法を採用しています。

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<手前味噌の宣伝>

自分で言わないと誰も見てくれませんので・・・(´;ω;`)。

当院で扱っているコンフォート義歯を作製している技工所バイテックグローバルジャパンのサイトです。
http://www.bitecglobal.com/index.html

バイテックグローバルジャパンの方から要請があり、このサイトの「Pick Up 今月の歯科医院」で当院をが紹介されます。
http://www.bitecglobal.com/special/03.html

9月16日から二ヶ月間掲載される予定です。

尚、ここに掲載される歯科医院としては、コンフォート義歯を取り扱う歯科医院、全国で6500医院のうちで、三番目です。