皆様、明けましておめでとうございます。

昨年、このような写真を見つけました。

手前で執刀しているのがワタクシメです。


日付を見ると1987年3月12日ですね、

これは大阪にある枚方市民病院の手術室です。

多分、嚢胞の摘出術だったと思います。

大阪から地元へ戻ってもう23年目になります。

ここ数年間は、インプラントや骨再生術等に取り組んできました。

これらの処置は、所謂アンチエイジングの一つの分野でもあると言えましょう。

ただ、どうしても外科的な処置が伴います。

今年は、全く異なる視点からこのアンチエイジングに対するアプローチを試みてみようと考えています。

まず「正しい体の使い方」という視点。

口呼吸は様々な障害をもたらすと主張するお医者さんのお話を伺う機会がありました。

この点は自分でも取り組んでみようと思います。

それから「笑い」または「笑顔」の効果です。

「笑い」は自律神経を調整し、自己治癒力を高めると言われています。

おっそろしいことに、徹底的に笑うことで膠原病を克服したという症例も報告されてます。

次に「脳ミソの使い方」。

一般的には歳をとると物忘れが多くなる、ボケたり思われています。

が、年齢を重ねても脳細胞は再生するという報告があります。

もちろん、そのためには物の見方・考え方を少し工夫する必要があります。

柔軟な発想で物事を考え、「もし、こうなったらどうなる?」という視点を持つことです。

もうひとつ、唾液には神経成長因子が存在します。

良く噛んで唾液を多く分泌させることも記憶力維持には重要ですよ。

さて、こういったことに対しての具体的なアプローチの方法って、どんなのがあるのだろう?

あまりお堅いことではなくて、気楽に行うことができる方法・・・自分にできることは?と考えてみたところ、
もしかすると?手品って有効じゃないかな?という考えに至りました。

手品というのは、錯覚や思い込みを利用して、更に合理的な原理を用いて、
「実現不可能なこと」が起きているかのように見せる技芸です。

さて、例えば何かが突然現れるという現象を演じてみせるとしましょう。

その方法は幾つもあります、ケースバイケースで方法を選択します。

正解はひとつではありません。

そうした考え方を実践することで、柔軟な頭を養うことができると思います。

そして、「笑い」です。

見ていても演じても楽しむことができますね。

また、同じ趣味を持つ人が集まれば、それなりに楽しめる雰囲気を作ることもできるでしょう。

最後に、やはり指先を使いますので脳に対して良い刺激になります。

というわけで、今年は診療所でマジック教室を始めてみようと思います。

参加してみようかな?と思われる方は、来院時にでも、お知らせください。

月に2回程度、土曜日の午後、待合室で行う予定です。

2月の第1土曜日がスタートです。

▼石田歯科診療所