メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、今月21日(土)・22日(日)と受講してまいりました『警察医研修会』についてお送り致します。

今年の警察医研修会では、警察・消防・医師会と合同で、昨年の東日本大震災での身元確認に関する内容がメインでした。

実際に身元確認に出動した警察・消防・医師・歯科医師により、被災地での写真も紹介され、
どのような状況であったのかをうかがい知ることができました。

ご遺体の身元の確認は、96%終わったそうです。

さて、身元の確認というと、所持品などから身元を割り出すケースが最も多いのですが、
それができない場合には他の方法で身元を確認することになります。

その時に使われる手法は「三種の神器」と呼ばれ、

@指紋による鑑定

ADNA鑑定

B歯科所見による鑑定


が用いられます。

前者の2つは本人の同意を得て生前の資料として残さねばなりませんが、歯科は診療所に資料が残ります。

災害に関する法則として「ハインリヒの法則」がです。

1:29:300=重大災害:小災害:ヒヤリハット災害という法則で、
大きな災害は必ず起こるんだということを心に留めておきなさいということです。

また、心構えとしては「マーフィーの法則=If anythng can go wrong, it will.最悪を考えろ」
という法則を紹介されました。

さて、あって欲しくはないことですが、何らかの災害に巻き込まれてしまった時のことを考えると、
自分の身元を確認するための資料をつくっておくという意味では、かかりつけの歯科医院を持つことは有効ですね。

あちこちの歯科医にかかって、自分の資料がバラバラだと身元の確認も困難になります。

また義歯を使ってる方は義歯に名前を入れておくことも有効です。

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<お知らせ>

アンチエイジングマジック教室、2月は4日、18日、3月は10日、17日の予定です。

▼石田歯科診療所