メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、 『噛合せの変化』にてお送り致します。

まず、臼歯を失ってしまうと、咬合する位置が自分でもわからなくなってしまいます。

前歯だけが残っていると、場合によっては最悪です。

歯が残っている前歯でものを噛もうとします。

すると、下顎は前へ前へ出ていきます。

更に、上顎の前歯を下顎の前歯が突き上げるようになって上顎の前歯に異常な力が加わって
歯周組織を痛めつけることになり、歯が動揺するようになります。

で、結局、前歯が抜けていくという事態が引き起こされます。

こういうのを咬合性外傷と呼びます。

それだけではなく、下顎も前へ出して噛もうとするため、正常な上顎と下顎の位置関係が狂ってきます。

もう一つパターンがあります。

逆に下顎が後方へ押しやられてしまうケースもあります。

上顎の前歯が下顎の前歯を押すわけですね。

どちらが生じるのかは、歯の植立状態や歯並びの状態等によって左右されます。

どっちにしろ、正常な顎の上下の位置関係は狂ってしまうことになります。

で、噛み合わせの状態が狂った状態で義歯を作製したとします。その場合、

1)狂いがひどいと、義歯を満足に使うことはできません。そもそも、
適正な位置関係を与えた義歯を作ることが非常に困難だったりします。

2)噛み合わせの狂いがわずかなら、義歯を使うことで狂っていた上下の顎の位置関係が徐々に修正されてきます。
となれば、義歯を作るときに義歯に与えた噛み合わせの状態も変化してくるということですね。
従って、定期的に義歯を調整する必要があります。


<お知らせ>

夕方でないと、通院が難しいという患者さん達の御要望にお答えして、水曜日と木曜日は、午後7時まで受付します。
アンチエイジングマジック教室次回は3月24日午後1時半からです。(急遽、17日から予定を変更しました。)
4月は7日、21日の予定です。

*5月27日(日)岩国観光ホテル4Fロイヤルホールにて、マジックコンテストが開催される予定です。
県内および広島のアマ・プロの若手(?)マジシャンたちがその技量を競います。
もし、観覧を希望される方がいらっしゃれば、取りまとめて申込みます。
前売 1,500円、当日 2,000円です。
午後1時開場、1時30分開演です。
昨年、一昨年と審査員を務めましたが、今回の審査はお客さんの投票のみとなりました。
従って、今回はコンテスタントとして出場します。

*6月17日(日)山口マジックシンポジウムが予定されています。

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