メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/

石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、『恐ろしい睡眠時無呼吸症候群』にてお送り致します。


周南市での睡眠時無呼吸症候群の実態を知る機会を得ました。

周南市の医師会病院でしたか、ここで睡眠時無呼吸症候群と診断された症例が160例、
その中でスリープスプリントで治療した症例が約30例。

その他はCPAPと呼ばれる圧力を加えた空気を鼻から送り込むことによって
気道の閉塞を取り除く治療法です。

スリープスプリントは、比較的軽症の患者さんに使われるとのことです。
 
さて、怖いのはスリープスプリントで治療を受けた患者さんの方です。

スリープスプリントを使うように指示された患者さんの半数は通院が途絶えたとのことです。

これでは、症状が軽減しているのか、変わらないのか、
スリそもそもープスプリントを使っているのか?すら、わかりません。
 
スリープスプリントは下顎をやや前方に突出させた状態で固定させるため、
これを装着して就寝することはストレスになるかもしれません。

もちろん慣れてしまうかたもいらっしゃいますが、慣れない方もいらっしゃるでしょう。

また、我々の立場からすれば顎関節への影響も懸念される治療法です。
 
もし、スリープスプリントが苦痛なのであれば、
主治医に訴えてCPAP等の治療法に変更してもらえばよいのでは?

通院が途絶えた方々は、症状が軽減しているのかどうなのか確認ができません。

調子が良いのであればまだしも、スプリントを使わずに、
そのまま睡眠時無呼吸症候群を放置して
社会的な問題に発展するような事故を起こされたらたまりません。

何が恐ろしいって、これが一番恐ろしいですね。

治療を放棄して睡眠中に窒息して息が途絶えてしまったとしても、
それは個人のことであり、自己責任です。
 
昔は、原因不明だとか不思議な病気だとか不治の病だとか、
そんな風に言われていた疾患の正体が判明したりしてます。

また、疾患と疾患の意外な関係が解明されたり・・・医学は進歩してます。

治らないとされてきた病気が治るようになってきました。

しかし、その為には正しい知識と行動が必要です。

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〜パノラマレントゲン装置をデジタルに変えました。〜

パノラマレントゲン装置が老朽化したため、新たにデジタルレントゲン装置を導入しました。

これまでのようなレントゲンの他に、顎の関節も撮影できるようになりました。

それだけでなく、撮影に必要な放射線量もこれまでの半分以下14μシーベルトになり、
被曝量も格段に少なくなりました。

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11月は10日・17日の予定です。お気軽に。