毎日新聞発刊「毎日ムック　歯科最前線２０１３〜後悔しない歯科医院選び〜」という本が1月下旬に発刊される予定になってます。
この会社から取材をさせてくれと電話が入りました。

で、内容をよくよく聞いてみると・・・。
結局は、単に本の形をした広告を出しませんかという話でした。
「ライター・カメラマンが取材インタビュー・撮影にお伺いします。先生の治療方針や御院の特質など弊社担当者がご希望をお伺いしながら御院だけのオリジナル紙面を作成いたします。
」
で、１ページ80,000円、2ページ140,000円だそうです。
また、カラーディスプレイタイプは100,000円と200,000円と400,000円、

カラー記事タイプは200,000円と400,000円ということらしい。

なんだこれ？
結局、医療を専門に扱う記者なりライターなりが、公正かつ客観的な立場から仕事の内容などをしっかりと取材するのではなくて、院長の話を、ほぼそのまんま紙面に載せるというだけの話ではないですか。
また、それで広告になるから銭をよこせと言っているにすぎません。
何か高い専門性があって、その方面では名前が知られているとか、全国区ではないにせよ、その地域では良い腕を持ってると言われてる人だとか・・・そういう医師を紹介しようという企画ではありません。

「それなら、どうやって歯科医院を選ぶのか。」
以前、コンフォート義歯という特殊な義歯の特集を組まれ、それを扱うことができる歯科医院ということで広告として当医院を載せたことがあります。

このように、過去、広告を出したことのある歯科医院なら、広告を出してくれるだろう、だから電話で当たってみよう・・・それだけですね。
以前、広告を出したのは、コンフォート義歯という、それまでになかった特殊な義歯を広めるという意味があったので、やっただけのことです。

最悪なのが特別取材特集　プロフェッショナルドクター２０１３　選ばれる医師」なんだそうですが・・・
誰に選ばれる医師なんでしょうか？
何らかの実績があって、その筋では有名だとか腕が良いとかいう背景がある医師を紹介しているわけではありません。

1ページの記事なら80万円、見開き２ページなら140万円出せば、担当者が出向いて医院の希望を取り入れつつ記事を書きますと言っているだけです。
自画自賛している人を紹介しているだけです。

選ばれるというのは、業者にお金を出して、選んでもらったという意味ですね。
患者さんたちが診療所を選ぶ参考になる記事ではありません。


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イベント情報

山口県民公開講座：花粉症対策

　日時：１月２０日（日）午後２時〜４時２０分
　場所：山口県総合保健会館多目的ホール
（山口市吉敷下東３丁目１番１号　電話：083-934-2200)

詳しくは山口県医師会のホームページへ　
山口県花粉飛散情報　
花粉症対策