アデホスというのは血液循環を改善し、生体内の代謝を賦活し臓器の機能を改善する薬です。

脳内の血液循環を改善する作用がありますので、眩暈とか脳血管障害が関与する認知症なんかにも処方される薬です。

今のところ私には用のない薬なのですが、ひょんなことからこの薬を飲む機会を得ました。

薬を飲んだ翌朝、クルマで広島に向かいました。
もちろん高速道路を利用します。
さて、クルマを運転していると、何かいつもと違うな、今日は調子がいい、目もよく見えるし周囲の様子もはっきりとわかる、という感覚が生じました。

これってアデホスの作用?
とするとオリンピックなんかでドラッグが禁止されるのって、当たり前だよな〜、
こんなもん飲んで競技したら絶対に記録は伸びるもんね〜、という確信を得るに至りました。

このような薬は確かに効果があると認識したわけですが、いつまでも効果が持続するわけではありません。
認知症などの症状を改善するには規則的に服用しなければなりません。


原因に対するアプローチを行わず、症状を緩和する治療法を対症療法と呼びます。

例えば風邪、原因は風邪ウイルスですが、ウイルスに対して直接効果のある薬は存在しません。

熱があれば解熱剤を飲んで、体力を保持しておとなしく寝てれば身体の方でウイルスを処理してくれます。
原因がはっきりしており、原因を取り除けば治癒するような疾患では、原因を取り除こうとするのは当たり前田のクラッカーです。
歯科領域では、殆どの場合、原因はハッキリします。


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アンチエイジングのためのマジック教室、6月は1日と15日です。