前回、格安インプラントの事で、ゾロ品を使う事をお知らせしました。
実は、ジェネリック医薬品も、インプラントほどひどくはありませんが、中には問題視しなければならない薬もあります。

主成分が同じだから、同じ効果を発揮するのがジェネリックと思い込まされていせんか?
主成分が同じでも薬剤としては同じではありません。

まず、主成分の量です。
同じ成分で同じ量と謳っているにもかかわらず、実は市販薬と同じか少ないジェネリックもあります。
これでは十分の効果は期待できません。

薬というのは、その主成分がコーティングされ錠剤やカプセル剤に加工されてます。
このコーティングの仕方や内部構造、その他、添加物の違いが薬の効果や聞く時間に差が出ます。
また、このコーティング剤に対しての副作用が出ることもあります。
主成分の特許は切れても添加物、加工法の特許があります。
その為、先発品と全く同じものは作れなかったりします。
その為、例えば、コーティングに乳糖を使ったがために、先発品には出ない副作用が生じた例があります。

テレビCMでは成分が同じだから同じ効き目と宣伝してますが、嘘です。
事実、販売中止になったジェネリックもあります。
厚生労働省は医療費を抑制することだけを目的にジェネリック医薬品を推進しています。
国民の医療費負担を軽減する目的ではなく、国の財政を守る目的です。

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今年は12月30日まで診療したします。
来年は1月6日より平常通り診療いたします。



アンチエイジングのマジック教室は1月11日より始めます。