メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/
石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、
   【支台歯形成へのこだわり
についてお送り致します。



歯に金属冠等を装着する目的で、歯の形態を整える処置を支台歯形成と言います。
我々は、普通の事として何気なくやってますが、この処置が正確にできる歯科医師というのは案外と少ないのです。

金属冠等のクラウンが装着できればよいのですから、適当に削れば何とかなります。
しかしそれでは、不必要な違和感が生じたり、冠が外れやすかったりと、あまり良い結果をもたらしません。

金属冠であれば、少々歯の表面が乱れていても、削った後の歯の形状が乱れていても割れたりはしません。
しかし、セラミックのように非金属でクラウンを作るとなると、そうはいきません。
正確に歯に適合しないと割れます。
また、正確に歯に適合すれば金属冠以上の能力を発揮してくれます。
例えば、金属冠であれば、表面が滑らかですが、その為、食査が滑りやすく咀嚼に影響します。
また、経時的に金属疲労を起こしたり歪んだりして歯を痛めます。
セラミッククラウンではそのような現象は起こりません。

多くの歯科医はセラミックに金属を焼き付けたクラウンを使いたがります。
支台歯形成が簡単だからです。私のように金属を使わずに・・・となると、それなりのテクニックが要求されます。

歯の削り方を示した模型です。
・・・わかんないでしょうが(^_^;)


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アンチエイジングを主旨においたマジック教室:
5月は17日、6月は7日と21日の予定です。