メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/
石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、
芸は身を助く

についてお送り致します。


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「芸は身を助く」というのは、一芸を身につけておくと、いざというとき生計を助けることもあるという意味です。
高校生の頃、小遣いは全てマジック用品に変化するという不思議な状況下にあった時に、
祖母にそう言われて、何となく気が収まったのを覚えています。

辞書には芸というのは学問や武術・芸能等の修練によって身につけた特別の技術や技芸の事、
また、人前で演じる特別の技、演芸・曲芸などの事とあります。

ここで、修練が必要というのは、脳力を必要とするということですね、
また、人前で演じるには、それなりの準備が必要になります。
その段取りを考えるのは脳の前頭葉という場所です。

さて、認知症にはアルツハイマー型、レビー小体型の他にピック病なるタイプもあります。
これは、前頭葉と側頭葉が萎縮する病気で 前頭側頭型認知症とも呼ばれます。
性格が変わったり、理解できない行動をとるようになったりします。
どんな事を?
例えば万引きとか破廉恥な行為を行っても、それに対して罪悪感を抱かないで、平然と行ってしまったりします。
また、同じ時刻に同じ事を繰り返すようになったりします。
・・・これも少々不気味な行動です。

何しろ、初期段階では記憶障害が起こらないので、認知症だと判断されないのも厄介です。

芸事の習得に前頭葉が大きく関わっているのであれば、この部位を鍛える事で、こういった病気から少しでも遠ざかる事はできないものだろうか?と思いますね。

芸事がアンチエイジングに効果があったり、ピック病の予防に効果があったりするのであれば、そういった点でも「芸は身を助け」ますね。

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健康づくり講座

ピンクリボン in やまぐち:10月12日(日)13:00〜16:00
 山口県健康づくりセンター 多目的ホール
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