メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/
石田歯科診療所です。

本日の配信テーマは、
ウイルスのこと

についてお送り致します。


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インフルエンザの季節がやってまいりました。
ここ周南市でも既に発症された方がいらっしゃいます。
インフルエンザといえばウイルスですが、今年はデングウイルスやエボラウイルスが脚光を浴びました。

このウイルスですが、なんとなぁく細菌と同様の微生物の一種のような気がしている方が多いと思います。
が、ウイルスは生物ではありません。
基本的には核酸の周りに膜が張ってあるだけの構造物です。
核酸というのはDNAやRNAのことで、遺伝子そのものです。
ウイルスが変異しやすいというのもこのためです。
だから「ウイルスが死ぬ」…なんてのは実はナンセンスな表現で、正確には不活化すると言います。

 
さて、インフルエンザウイルスですが、これはRNAウイルスでエンベロープ(=殻)を持っています。
このエンベロープはアルコールで不活化します。
ですので、アルコールで手洗いすれば不活化するのでインフルエンザウイルスに感染するリスクは、かなり減ります。

外出から帰って来たらアルコールで手洗いしましょう。
ただし、インフルエンザウイルスは飛沫感染しますから、そちらの対策を怠らないように。