メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/
石田歯科診療所です。

本日は、
睡眠に関わる病気

についてお送り致します。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

昔から「春眠暁を覚えず」と申します。
不眠なんて考えられない、眠くってたまらない季節がやってきました。
が、過眠症も一種の病気です。
睡眠障害には治療が必要な以上が隠れている事もあります。
あれ?と思うようなことがあれば、早めに専門医に相談しましょう。


 睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に舌が下がって機動が塞がれて呼吸が停止、血液中の酸素濃度が低くなって睡眠を邪魔します。
悪くすると突然死に至る病気。
大きないびきが特徴で肥満で脂肪が多く首が短い人、飲酒時に多く見られます。

 レストレスレッグス症候群(むずむず症候群)
安静時に下肢を動かしたいという衝動にかられます。
著しい入眠障害が生じてめっちゃ辛い病気です。
症状が悪化すると睡眠障害と過度のストレスから「うつ病」を招きかねない病気です。

 うつ病
何をしても楽しめず、日常生活に支障をきたした状態が続くようならうつ病かもしれませんね。
8〜9割の人がよく眠ることができません。

 過眠症
夜間に十分な時間眠っているはずなのに日中に、状況も場所も選ばずに強い眠気と居眠りが生じます。
代表的なのがナルコレプシーと呼ばれる睡眠障害です。
これ、金縛りを起こすこともあります。

 睡眠時ブラキシズム(歯軋り)
我々歯科医師が最も遭遇する睡眠障害です。
健常な人の95%がブラキシズムをしていると言われてます、が、自覚している方は、ほとんどいません。
配偶者等に「うるさい!」と言われて「そーかー」と納得される程度です。
多くの場合は治療は不要ですが、歯や歯茎を痛めたり、骨隆起を形成したり顎関節の異常を引き起こしたりすることがあります。
この場合には治療の対象になります。

 概日リズム睡眠障害
「夜は眠りやすく、昼は眠りにくい」という人間本来の体内時計リズムが崩れることで生じます。
夜間勤務の人、夜型の生活を送る人、高齢者等に症状が出やすくなります。


睡眠不足は不安やうつ等を招きストレスに対する耐性を低下させて感情的に不安定にさせてしまいます。
また、疲労感や集中力の低下、眠気、意欲の減退等が起こり、作業効率が下がってミスや事故を招きやすくなります。
これからの季節、花見等で飲みすぎたりしないで、夜はちゃんと寝ましょう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■5月分のイベント情報はこちら↓
http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2015&em=05
(日程等の変更や、定員を満たしている場合がありますので、詳細は主催者にご確認ください。)