メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/ 石田歯科診療所です。 本日は、 【良い歯医者って?】 についてお送り致します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今年6月7日のテレビ番組で良い歯医者の事を放送してました。 その中で、「得意分野以外には手を出さない、専門医に依頼する」なんてのがありましたが・・・当たり前です! 外科でも内科でも、どの診療科でもやっている事です、 むしろ、こんな事を取り上げねばならないのかと、情けなくなります。 更に問題なのは、この番組に出た歯医者さんの発言です。 「自分はインプラントが専門だから虫歯の治療はできない」と得意げに言ってました・・・何だこいつ・・・? 内科医であれば、呼吸器が専門だろうが消化器が専門だろうが、風邪とか胃炎くらい診断、治療はします。 例えば風邪だと診断したが経過が思わしくない。 それなら、どの診療科で診断してもらうべきか判断して指導するのが普通の医者です。 歯科医なら虫歯の治療は出来て当たり前です。 虫歯といっても、最近では薬で治せる範囲もある事がわかってきましたが、こういう治療は自費診療です。 我々も需要があれば行いますが、自費で虫歯を治そうとする患者さんは、極めて少ないですね。 ですので、そのための投資は出来ません。 また、小さな虫歯だと思っていても、実は歯の中で大きく広がっている事も珍しくはありません。 その診断を確実に行う事は結構難しいのです。 そもそも、インプラントは失った歯を補う為の治療です。 まず、虫歯や歯周病等の診断があり、必要な処置を行ったうえで、失った歯を補う為に行う治療です。 虫歯の治療も満足に考える事のできない歯医者がインプラントなんてとんでもない。 もちろん専門分野のチームでアプローチすいうる方法もあります。 ここで、歯科治療の目的は何でしょうか? 咀嚼する能力を維持させる事もそのひとつです。 専門医だと称する輩が寄ってたかって各々の処置をして、 どこかに不都合があって咀嚼力を維持する事が難しくなってしまったら、誰が責任を負うのでしょうか? 責任のなすりあいに発展しかねませんね。 これって良い歯医者でしょうか? 咀嚼する能力を維持したり回復させたりするには、どの処置をどの順番で行うのが最も適切なのか? 一人の歯科医が責任を持って判断し、処置を進めていくのが効果的と思います。 その中で、自分の出来る範囲を超えたとき、専門医・・・ 多くの場合は総合病院だったり大学病院の医師ですが・・・に依頼するのが普通です。 専門分野でチームを作って医療行為を行うというのは、内科・外科・眼科・耳鼻咽喉科等の、 それぞれ異なる診療科でチームを作るのが普通ですね。 そうすることで、色々な視点で疾患や患者さんを診察できますからね。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 「ピンクリボン&ブルーリボンinやまぐち」 《日時》 9月20日(日) 13:00〜16:10(開場12:30) 《内容》 ◆第1部 基調講演T 「乳がん〜受けよう検診、守ろう笑顔〜」 講師:横畑 和紀先生 (綜合病院 山口赤十字病院 乳腺外科部長(乳腺専門医)) 基調講演U 「増えている大腸がん〜早く見つけて確実に治す最新の診断・治療〜」 講師:硲 彰一先生(山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学 准教授(大腸専門医)) ◆第2部 特別講演 「がんと向き合う〜自分の身体と時間を大切に〜」 講師:向井 亜紀さん(タレント) ◆第3部 シンポジウム 「検診の大切さをもっと知ってほしい〜男性にも知ってほしい 乳がん。家族に知ってほしい大腸がんのこと〜」 [シンポジスト] 向井 亜紀さん 横畑 和紀先生 硲 彰一先生 和崎 美幸さん(あけぼの会・乳がん患者会) [コーディネーター] 大和 良子 さん(エフエム山口・パーソナリティー) 《場所》 山口県健康づくりセンター 多目的ホール 《参加費》 無料 《定員》 800名 ↓詳細・お申込みはこちら↓ http://www.hwy.or.jp/center/kouza/index.php?x-vew=69 |