【掌蹠膿疱症】 についてお送り致します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 日本臨床皮膚科医会のサイトによりますと、 「掌蹠膿疱症とはその名の通り、手のひら(手掌)、足の裏(足蹠)にうみを持った小さな水ぶくれ(膿疱)が次々とできる慢性の皮膚疾患です。 手のひらや土踏 まず、かかとなどに赤みができ、次に膿疱ができ、しばらくすると茶色っぽいかさぶたになり、皮がむけますが、 また新しい膿疱が別の場所にできるということ を繰り返します。 ひどくなると、手のひらや足の裏全体の皮膚が赤みを帯び厚くなり、うす皮がむけひび割れし、痛みを伴います。 また、膝や肘などに赤みがで きたり(掌蹠外皮疹)、爪が変形することもあります。」 と記載されています。 要するに、酷い手あれが起こるのでけっこうつらいようですね。 問題はこの病気の原因です。 金属アレルギーが、最も多い原因だと思ってました。 が、実は、そうではなかったようです。 NHK「チョイス@病気になったとき」の1月23日放送の「手あれの悩み」で掌蹠膿疱症の原因の47%は「歯」であると紹介されてました。 虫歯は感染症です。 虫歯が大きくなって、細菌が歯の神経を傷害し、更に根の奥底まで行くと顎の骨に到達します。 歯の根の尖端周囲の骨に病巣を作ります。 この病巣内の細菌が血管に入り、血流に乗って身体のあちこちにばらまかれ、着床した部位で病巣を作ります。 こうやって掌に病巣を作ってしまうのが掌蹠膿疱症です。 これと同じメカニズムで心筋梗塞や脳梗塞が起こります。 掌蹠膿疱症の場合、歯や扁桃腺が原因である事が多い為、歯科や耳鼻科で適切な処置を受けると治ったりします。 心筋梗塞や脳梗塞の場合には、歯科治療だけで何とかなる問題ではありません。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 4月以降の健康関連イベント情報 ※詳細につきましては、健康やまぐちサポートステーションに掲載して います。 ■4月分のイベント情報はこちら↓ http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2016&em=04 ■5月分のイベント情報はこちら↓ http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2016&em=05 (日程等の変更や、定員を満たしている場合がありますので、詳細は主催者にご確認ください。) |