【非健康食品】 についてお送り致します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ まぁ、どんなものでも程度問題と言う事です。 一部では「薬は化学物質であり副作用があるから危険、食品、特に自然のものは安全」、 といった主旨の情報も流れているようですが、薬であろうが食品であろうが化学物質です。 例えば、自然に存在する「米」を考えてみましょう。 米には炭水化物が含まれています。 炭水化物は炭素と水素と酸素の化合物です。 化学物質です。 摂取量が問題になります。 摂取量が過剰になると肥満などの原因になるのです。 以下、インターネットで得た情報をそのまま記載します。 【論文】カシューナッツの食べすぎが腎障害につながった一例 カナダからの症例報告。 逆流性食道炎、慢性便秘、うつの既往歴があり複数の薬を服用中の63歳女性が 腎機能検査で血清クレアチニン値上昇の指摘を受け、3ヶ月後に腎生検で急性尿細管壊死が確認された。 24時間蓄尿では尿中カルシウム低値、シュウ酸値高値であり、原因を探るため詳細な食事調査が行われた。 調査により、女性は腎機能検査の4ヶ月ほど前から275g入りのカシューナッツ缶を2日で1缶食べるという食生活を続けていたことが判明。 ナッツから約260〜325 mgのシュウ酸塩を毎日摂取していると推定された。 さらに、食事全体をみると多くの栄養素が不足しており、とりわけカルシウム摂取が推奨量と比較して大幅に不足していた。 これが重なって尿中のシュウ酸排泄量が増加し、腎障害を生じたと推定された。 便秘に悩まされていた女性は、テレビ番組で健康食材としてカシューナッツが便秘に良いという情報を入手して以降、毎日食べるようになったという。 その後、カシューナッツの摂取を中止するよう助言され、治療を受けて腎機能は徐々に改善した。 そもそも、便秘に悩んでいたのなら、専門医に相談すべきでしょう。 テレビ番組の情報が間違ってるとは思いませんが、素人判断すると問題が生じます。 カシューナッツが便秘によいといっても、どの程度食べれば良いのか、分ってたのでしょうか? ・・・まぁ、判ってなかったから腎障害を起こしたのですからね〜。 また、そもそも便秘の原因は何だったのでしょうか? 診断もはっきりさせないでカシューナッツを馬鹿食いする・・・そういった、この患者さん自身の行動にも問題があると思いますよ。 医者は、その症状の原因を探って、診断して必要な処置を行っているのですよ。 下痢にはカシューナッツが良い・・・何故なのか? どの成分が、どのように作用するのか?こういった点をわきまえて処置してるのです・・・当たり前ですが。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■3月分のイベント情報はこちら↓ http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2018&em=3 ■4月分のイベント情報はこちら↓ http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2018&em=4 (日程等の変更や、定員を満たしている場合がありますので、詳細は主催者にご確認ください。) |