メール会員の皆さん、こんにちは(^^)/ 石田歯科診療所です。 本日は、 【オーラルフレイル】 についてお送り致します。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ オーラルフレイルというのは「老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に、 口腔健康の関心の低下や心身の予備能力低下も重なり、口腔の脆弱性が増加し、食べる機能障害へ陥り、 さらにはフレイルに影響を与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象および過程。」 と定義されてます。 で、フレイルというのは脆弱という事で、介護が必要になる前段階に相当します。 大切なことは、この時期なら医療が適切に介入する事で健康を取り戻す事ができるということですね。 放置していたら要介護状態に陥ります。 オーラルフレイルを防ぐ上で大切なことは「口の些細なトラブル」に注意を払う事です。 食べこぼしが増えたり、咽やすくなったり、噛み難い食品が増える、滑舌が悪くなる、といった変化です。 ところが、「たまに咽る事があるけど、しょっちゅうじゃないから大した事はない」、 といってこの変化を問題視しなかったり、「もう歳だから硬いものは食べ難いよね」といったふうに、 機能の低下があるにもかかわらずそれを正当化したりすると、オーラルフレイルに陥ることになります。 我々は、この変化を見逃さないように問診したりするのですが、当の本人は「大したことはないから何もしなくていいんだ。 こんなところに通う必要はない。」「そもそも歳なんだから」とか「老化現象だろう」という意識ですね。 オーラルフレイルの症状は「生理的老化のはじめの一歩」であることは間違いないのですが、 自然な衰えとオーラルフレイルの違いは、オーラルフレイルは社会的問題、 精神的問題と複合して生じている不自然な衰えであるところにあります。 だから、意識的なアプローチで、口腔周囲の老化を緩やかにする事ができるのです。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■11月分のイベント情報はこちら↓ http://www.kenko.pref.yamaguchi.lg.jp/ibento/index.html?ey=2019&em=11 (日程等の変更や、定員を満たしている場合がありますので、詳細は主催者にご確認ください。) 11月11日は「介護の日」、イベントが予定されてます 日時:令和元年11月30日(土)10:00〜16:00 場所:ほしらんどくだまつ サルビアホール ※申込不要、入場無料。 詳しくは 以下のチラシにて。 https://www.yamaguchi-kaigo.jp/media/3/1572572487.pdf ▼石田歯科診療所 電話をかける
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