[番号] 20230801100000001
[日時] 2023-08-01 10:00:00
[題名] 歯は感覚器
 
 歯を失いたくない理由の一つに、歯は「歯ごたえ」を感じる感覚器というのがあります。麺類など、歯ごたえも味のうちという食材は少なくありません。

 口の中に食物を入れて、噛んだ時には歯に刺激が加わります。その刺激は脳に伝えられて、脳は「どれくらいの力で噛めばよいのか?」というような咀嚼力のコントロールを行ないます。失った歯の本数が多くなり義歯の範囲が広がるとこの刺激の伝わり方がおかしくなってきます。

 この時、「歯がぐらついている」とか「歯が痛む」という感覚があると、脳は強い力で噛むことを避けようとします。ぐらついたりしていない歯や痛みがない歯で噛もうとします。そうすると、場合によっては左右のどちらかの顎での噛み癖がついてしまいます。
すると、どの場所でかみ合わせればよいのかが、判らなくなります。で、顎の関節の変位とかが起こってうまく咀嚼が出来ないという状況に陥ったりします。気を付けましょう。


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