2009年の学会での報告です。渡邊誠(東北大学大学院)は「口腔機能と脳・精神機能の関連」という論文を発表されてます。
この中で、脳MRIによる脳灰白質容積と歯の数との関連を調べ、歯の数か少ないほど海馬をはじめ、灰白質容積が減少し、これらの領域がアルツハイマー型認知症で委縮が認められる領域と同じ領域であると報告しています。
海馬が働かなくなると、私たちは新しいことが覚えられなくなります。 つまり、昔のことは覚えていても、新しいことはすぐに忘れてしまうのです。これって認知症の症状ですよね。
歯の数が少なくなると、海馬にも影響があるのではないか?というお話です。
▼石田歯科診療所
電話をかける
|